【2025年最新版】人吉ー湯前間のお得なバス&鉄道移動手段

観光
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湯前にはまんが美術館や里宮神社などに代表される社寺などいろいろな観光資源があります。

ただ、人吉駅から車で移動するにしても30分ほどとそれなりの距離があるため、車を持っていない人だと移動手段に悩む場所です。

そこでこの記事では、人吉―湯前間の移動手段について解説していきます。

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人吉ー湯前間は現在鉄道が通っていない

まず、大事なポイントとして人吉―湯前間はくま川鉄道という私鉄で結ばれていますが、水害の影響により2026年まで鉄道では直接アクセスすることができません
※全線復活は2026年上半期中とされています

くま川鉄道

そのため、現在のアクセス手段は大きく3つに分かれます。

  1. 乗り換えなしの産交バスに乗る
  2. 人吉駅~肥後西村駅を代替バスで行き、肥後西村駅~湯前駅をくま川鉄道に乗る
  3. 人吉~あさぎり駅を産交バスで行き、あさぎり駅~湯前駅をくま川鉄道に乗る
    ※あさぎり駅ではなく多良木駅で乗り換えも可能

以上の3つです。

それぞれメリット・デメリットがあるので見ていきましょう。

人吉ー湯前間の移動方法3つの比較

くま川鉄道+代替バスくま川鉄道+産交バス産交バス
時間62~75分64分~59分
片道料金(大人)700円
1日乗車券1,200円
1,070円
共通1日乗車券2,000円
1,010円
共通1日乗車券2,000円
利用条件や特徴1.代替バスは平日のみ
2.人吉IC近くからスタート可
3.うまく使えれば最安
4.代替バスは人吉IC近くに止まる
1.乗り換えが必要なうえ時間、料金的にもメリットは少ない
2.あくまで土日祝にどうしても鉄道に乗りたい人向け
1.本数が一番多い手段(1~2時間に1本)かつ乗り換えがないので利便性は1番
2.クレジットカード支払い可

平日と土日祝では条件が変わる!

さて、まずこうしてみたときに平日は「くま川鉄道+代替バス」に、土日祝は「産交バス」が便利なんだな!

どうしても土日祝に鉄道に乗りたいなら「くま川鉄道+産交バス」がいいんだな!

…と簡単に結論づけることはできません。

現状はこだわりがなければ観光客が鉄道に乗るメリットは薄い

まず、平日のくま川鉄道+代替バスは非常に便数が少ないです。

人吉駅~湯前駅に向かう便は1日4本しかありません。しかも、基本的には学生向けに運行している便なので、朝イチの6:15発を逃すと、次は16:26発になります。※2025年現在。最新状況は公式サイトを確認してください

時刻・運賃 | くま川鉄道株式会社
3月、4月の運行ダイヤについて 3月、4月期間中の列車、代替バス運行及び駅営業について(お客様各位)ダウンロード 時刻表 TIME TABLE 部分運行区間列車、代替バス運行時刻...

つまり、観光客にとっては「くま川鉄道+代替バス」は人吉市か湯前町に泊まる人向けと言っていいでしょう。

基本的には、産交バスが一番本数も多く、移動時間でも利便性が高くおすすめです。

人吉―湯前間の産交バスに関しては、下記の人吉市のサイトから「湯前線」の欄をご覧ください

人吉・球磨地域を走る路線バスの時刻表と運賃表:人吉市
熊本県人吉市の公式ウェブサイトです。暮らしの情報、行政情報、人吉市の観光スポット・イベント等の情報を提供しています。

旅情を楽しむなら断然鉄道がおすすめ!

ただ、こうした移動効率や金額とは別に、個人的には多少スケジュールを調整してでもくま川鉄道での旅をおすすめします。車内の内装は人吉球磨の名物などが飾られており、景色も旅情たっぷりです!特に、おかどめ幸福駅は観光スポットにもなっていて、途中下車の価値アリです!お子様連れにおすすめな子ども専用の展望席もありますよ!

夏目友人帳のステッカー
湯前駅構内には夏目友人帳のステッカーも

鉄道を使うメリットはサイクルトレイン

また、鉄道を使うメリットがまったくないかと言うと、もちろんそんなことはありません。

たとえば、湯前駅側に1泊して翌日人吉に帰るときなどは、朝早くから移動できるうえ料金的にも安いのでおすすめです。

バスで往復するよりも片道だけでもくま川鉄道に帰ることで300円以上浮きます。

また、産交バスは人吉駅にしか行きませんが、「くま川鉄道の代替バス」は人吉IC近くにもとまります。そのため、「湯前からそのまま人吉市外に向かいたい」という方にも時間が節約できるメリットがあります。

出展:https://kumagawa-rail.com/time-fare/

そして鉄道の最大のメリットは自転車を乗り込ませる「サイクルトレイン」が使えることです。

サイクルトレイン | くま川鉄道株式会社
ご覧の上、ご利用日の7日前~前日昼12時までに別紙【申込書】またはお電話にてお申込みください サイクルトレイン利用手引 ...

前日までの予約は必須ですが、肥後西村駅まで自転車で行ければ交通費も浮くうえ、現地に着いてからスムーズに移動ができます。

ただし、サイクルトレインは「利用できる時間に制限があること」「雨天時は利用不可」なのでご注意ください。

詳しくは上記公式サイトをご覧ください。

産交バスとくま川鉄道共通一日乗車券で人吉球磨観光

最後に、産交バスとくま川鉄道には共通一日乗車券があります。

くま川鉄道一日乗車券

大人1日2,000円、子ども1日1,000円のため、産交バスで人吉ー湯前駅間を移動するだけでもお得なきっぷなので、おすすめです(※クレジットカード不可)

このきっぷを持っていれば、人吉ー湯前間の多良木駅やあさぎり駅などで途中下車したり、産交バスで人吉市内を観光しまわることもできるので、日をまたいで移動しない方であれば絶対買っておくべきでしょう。

多良木駅前にはえびす物産館、あさぎり駅前にはJAコープ中球磨など、地元の名物を買えるスポットがあるので、ちょっと時間を過ごすのに向いていますよ!

湯前駅ではレンタサイクルもあり!

ちなみに、湯前駅についてからの移動に関してはレンタサイクルがおすすめ!

レンタサイクルについては下記の記事をご覧ください。

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