湯前まんが美術館は、湯前町出身の偉大な政治風刺漫画家・那須良輔(なす りょうすけ)氏の偉業を称え、1992年に開館しました。
まず訪れた人を驚かせるのが、その非常にユニークな外観です。
この建物は、人吉・球磨地方に古くから伝わる伝統的な郷土玩具「きじ馬(きじうま)」をモチーフにデザインされています。
建築家の桂英昭氏によって設計され、地元の杉や檜がふんだんに使われた温もりある多面的な木造建築となっています。
館内には那須良輔氏の風刺画や原画など約7,000点が収蔵されているほか、書斎をリアルに復元した常設展示コーナーがあり、昭和の漫画界の息吹を間近に感じることができます。

2026年現在の特別展示
2026年7月18日(土)~8月31日(月)の夏休み期間中は、トリックアート展も開催されます!

期間中の8月1,2日には漫画教室も開催されますよ!

ファン垂涎!地域とリンクする「特別企画展」の数々
この美術館のもう一つの大きな魅力が、特別展示室で行われる独自の企画展です。
アニメやマンガの聖地としての側面も強く、これまで作品の世界観と奥球磨のロケーションを融合させた素晴らしい展示が数多く開催されてきました。
ここでは、特に大きな話題を呼んだ過去の代表的な企画展をご紹介します。
アニメ「夏目友人帳」展
熊本県出身の漫画家・緑川ゆき先生原作の大人気アニメ『夏目友人帳』。
人吉・球磨地方は作中に登場する美しい風景のロケ地(聖地)として全国的に有名ですが、湯前まんが美術館はその中心的な展示拠点となっています。

- 展示内容:「15周年記念展」や「第七期展」など、節目ごとに大規模なコラボ企画展を開催。
アニメ制作に使用された本物の台本、名場面や名台詞を振り返る特大パネル、作品の世界に入り込める「ニャンコ先生」とのフォトスポットなどが登場し、全国から多くのファンが聖地巡礼を兼ねて訪れました。 - 地域連動企画:会期中には、湯前町内の店舗でお買い物をするとオリジナルコラボグッズがもらえたり、近くの「ゆのまえ温泉 湯楽里」にコラボルームが登場したりと、町全体で作品の世界観を楽しめる仕掛けが満載です。
⇒コラボルームの様子はこちら※すでに終了しています - 限定グッズ:期間中は展示だけでなく、限定グッズも販売されます。毎年、売り切れ必至の大人気コラボグッズです。

「レヱル・ロマネスク」展
人吉・球磨地方をモデルにした架空の土地「御一夜(おひとよ)」を舞台に、鉄道を愛する人型モジュール「レイルロオド」たちの活躍を描くアニメ『レヱル・ロマネスク』。
この作品にとって、湯前線(くま川鉄道)の終着駅である湯前町はまさに“約束の地”とも言えます。

- 展示内容:キャラクターの等身大パネルや設定資料、主演声優の書き下ろし色紙など200点以上がズラリと並びました。
- 聖地観光への架け橋:作中に登場する実在のスポット(人吉城跡や球磨川くだり発船場など)の背景画と実際の写真を見比べる展示もあり、展示を見た後にすぐくま川鉄道に乗って聖地巡りへ飛び出せるような工夫が施されました。
湯前まんが美術館の基本情報(アクセス・入館料)
〒868-0600 熊本県球磨郡湯前町1834−1
0966-43-2050
不定休(企画展の会期中は無休の場合あり、要公式サイト確認)
9:30〜17:00
入場料 通常:高校生以上 300円、中学生以下 100円(特別展時は変動あり)
駐車場あり
くま川鉄道「湯前駅」から徒歩約1分
周辺の観光もセットで楽しむのがおすすめ!
湯前まんが美術館の周辺には、奥球磨の魅力を肌で感じられるスポットが凝縮されています。ぜひセットで旅の計画を立ててみてください。
- ゆのまえ温泉 湯楽里(ゆらり):
潮湯と呼ばれる珍しい泉質の温泉施設。美術館でたくさん歩いた後は、名湯でゆっくり旅の疲れを癒せます。
- ゆのまえ温泉 湯楽里(ゆらり):
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