人吉球磨では、いまだに地元の農家が生産者直売の卵を販売しています。
ときには自動販売機、ときには物産館といろいろな販売形態がありますが、直営店を持っているのは稀です。
そんななか、人吉城跡のお膝元で100年以上続く、地元民ならだれもが知っている卵販売店をご存じでしょうか?
その名も「ミヤケ家卵藏(みやけや らんぞう / 三宅養鶏場)」。
今回は、一度食べたら忘れられない濃厚さを誇るミヤケ家卵藏のこだわりや、人気の秘密、店舗情報まで魅力をたっぷりご紹介します!

創業100年以上の歴史!「お城の中のたまご屋さん」とは?
ミヤケ家卵藏の歴史は古く、初代・三宅雲三氏が1919年(大正8年)に創業しました。
お店があるのは、人吉全土を見渡せる「人吉城(繊月城)跡」のすぐそば。
相良神社の横にある坂道の途中に店舗を構えており、地域の人々からは親しみを込めて「お城の中のたまご屋さん」と呼ばれています。
昔ながらの手法と愛情を絶やさず、現在は3代目を中心に、15,000羽の鶏たちと一緒になって安心・安全で「顔の見える美味しい卵」を届けています。

美味しさの秘密は「焼酎粕」と「発酵飼料」にあり!
ミヤケ家卵藏の卵は、とにかく「黄身が濃厚で、卵特有の生臭さが全くない」と評判です。
鮮度がいいこともあって、特に卵かけごはんで食べたときに、その魅力と美味しさが一番分かるでしょう。
なぜ、そんなにも美味しいのか?
その理由は、人吉・球磨という土地ならではの環境と、特別なエサにあります。
特徴①:「焼酎粕」をブレンドした自家製発酵飼料
人吉といえば球磨焼酎。
ミヤケ家卵藏では、焼酎を作る過程で出る「焼酎粕」などを混ぜ合わせた自家製の発酵飼料を鶏たちに与えています。
人間が味噌汁やヨーグルトを食べるのと同じように、発酵飼料を食べることで鶏の腸内環境が活性化し、健康でコクのある卵が生まれます。
出典:https://www.miyakeya-ranzou.com/concept
特徴②:ストレスの少ない自然な環境と手作りの集卵
鶏舎は、心地よい風が通り、自然な光が入る昔ながらの構造を採用。
平飼いブランド(恒輝卵など)では、鶏たちがのびのびと動き回れる環境を作っています。
さらに、卵はひとつずつ丁寧に「手作業」で集卵されています。

「しょせん卵」と侮ることなかれ。
店内に入ると、様々な卵のラインナップがあるため、どの卵を買おうかきっと迷うはずです。
営業時間中でも無人なことも多いので、お釣りのでないよう小銭を多めに持っていくことをおすすめします。
ミヤケ家卵藏で買える注目の卵ラインナップ
店頭や直売所では、朝採れたばかりの新鮮な卵が並びます。サイズや数量も選べるため、用途に合わせて購入可能です。
- 球磨球子(くまたまこ):お店を代表する看板卵。コクがあり、まずは「卵かけご飯(TKG)」で食べてほしい逸品です。
- 大吉卵(だいきちらん):お祝い事やお土産にも喜ばれる縁起の良い卵です。
- 双子たまご:割ると黄身が2つ出てくる、子どもたちにも大人気のワクワクする卵!
- 恒輝卵(こうきらん):ふるさと納税などでも人気の平飼い卵。焼酎粕に有明海産の海苔を混ぜたプレミアムなエサで育った、さらに贅沢な味わいです。
※営業時間内でも、夕方ごろに行くと売り切れ商品も多いのでご注意ください!
ちなみに、ミヤケ家のパック卵であれば、市内スーパー・小売店ではほぼ必ず販売しているので、ぜひお土産にどうぞ!
ミヤケ家卵藏(三宅養鶏場)のアクセス・店舗情報
相良神社のすぐ横にあるため、人吉城跡の観光ついでに立ち寄るルートがおすすめです。
〒868-0048 熊本県人吉市富ヶ尾町42
0966-22-3469
不定休
月曜日~土曜日 7:00~19:00
日曜日・祝日 7:00~18:00
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