熊本県内で最も有名な温泉と言えば?黒川温泉です。
全国でも常に上位を競う温泉として多くの人に愛されています。
では、熊本県内で2位の温泉はどこでしょう?

2025年に人吉温泉が2位に!
2025年、「福岡から日帰りで行きたい温泉地ランキング」の2位に人吉温泉が選ばれました。
選ばれた理由は以下の通り。
回答者からは、「公衆浴場がたくさんあるから」(30代女性/神奈川県)、「友達が大好きらしく、私は行ったことないので、行ってみたいです」(50代女性/大阪府)、「落ち着く場所なので」(50代男性/愛知県)、「SNSで見て行きたくなった」(20代男性/東京都)などの声がありました。
熊本県には、杖立温泉や内牧温泉、山鹿温泉など有名な温泉地がたくさんあります。
そのなかでもこの結果は快挙です!
ちなみに、「旅行会社が選んだ、第39回温泉地ランキングベスト100(観光経済新聞社発表)」でも、人吉温泉は県内2位。
全国では72位となっています。
また、人吉温泉はその歴史から日本遺産にも登録されています。
人吉温泉は名実ともに熊本、九州を代表する温泉地なのです!
ちなみに、個別の温泉地ではさらにいろいろな賞を受賞しています。
たとえば「九州八十八湯めぐり」の温泉道修行者が選ぶ「癒され感謝グランプリ」という九州の温泉好きを対象としたコンテストでは、人吉の華まき温泉がグランプリを受賞しています。
ほかにも人吉市内の元湯は、昭和40年代の「月刊湯」に掲載された共同浴場番付で「西の前頭」に選出されています。
人吉温泉とは?
人吉温泉=人吉市内の温泉ではない!
たまに誤解されますが、人吉温泉は「人吉市内にある温泉」のことではありません。
人吉・球磨に流れる日本三大急流のひとつである球磨川流域に広がる温泉全体のことを言います。
水上村の「元湯温泉」から球磨村の「一勝地温泉かわせみ」まで全長50km!
2026年に現存する立ち寄り湯だけでもその数38カ所です!
1日では絶対に周りきれない数の温泉があり、旅館などを含めると、もっとその数が増えます。
人吉・球磨には10市町村がありますが、多良木町を除けば必ず1つは各自治体に立ち寄り温泉施設があります。
そのぐらい、人吉・球磨にとって温泉は身近な存在なのです。
人吉温泉の泉質
人吉温泉の泉質は施設によって異なりますが、多くは以下の泉質が見られます。
ナトリウム-炭酸水素塩泉
単純温泉
アルカリ性単純温泉
特に炭酸水素塩泉は「美人の湯」とも呼ばれ、肌の古い角質を落としやすいことから、入浴後の肌がなめらかになるといわれています。

日帰り温泉は人吉市内だけで28カ所!
共同浴場や旅館・ホテルなど、人吉市内だけでも日帰り温泉は28か所!
全国的にみてもかなり多い数字です。
ちなみに、人吉市以外でも球磨地方全体にわたってほとんどの市町村に1~3か所は立ち寄り温泉があります。
Google mapにまとめたので、ご興味のある方はぜひ周ってみてくださいね!
人吉温泉の発祥は?
そんな人吉温泉。
もともとの発祥はどこなのでしょうか?
その手がかりは人吉温泉の地名と神社の名前に残っています。
人吉市温泉町にある湯の神温泉神社にはこんな立て札が残されています。

こういう言い伝えがあるため、今でもこの地にはしらさぎ荘(しらさぎの湯)という温泉旅館が残っています。
ただ、こうして温泉が湧いていたという歴史は以前からあったものの、実は明治にいたるまで人吉に温泉が湧くという話は信じられていませんでした。
そんな近代の人吉温泉の始まりとなったのが、明治43年。
今、翠嵐楼という名前で残っている温泉旅館の党首が歴史的背景や現地の状況から温泉の湧出を確信し、掘り起こしたのがきっかけです。
この源泉は今でも翠嵐楼内に残っています。
ただし、これはあくまで近代の人吉温泉の発祥地。
球磨郡各地には、それぞれ昔から湯治湯として利用されてきた歴史もあります。
温泉と球磨焼酎
ちなみに、人吉球磨地方の名物と言えば米を原料に使った焼酎「球磨焼酎」があります。
なんと球磨焼酎の蔵元のなかには、自家湧出の温泉水を仕込み水に使っている蔵も!
温泉地ならではの焼酎で、蔵見学などもされているので、こちらも温泉巡りに合わせてどうぞ!
人吉温泉巡りの際にはグルメも!
ところで、人吉温泉が選ばれる理由のひとつにグルメが充実していることもあげられるそう。
令和2年7月豪雨以前、人吉は人口比で全国一位の飲食店数を誇っていたこともあります。
水害以降、その数は激減しました。
それでも、地方の温泉地としてはかなりの数を誇っています。
ぜひ、温泉に合わせて飲食店巡りも楽しんでくださいね!







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