人吉球磨は漫画やアニメの舞台として登場することもあります。小説や実写映画も含めると、相良氏がとり上げられたりと、多くの作品で登場してくるので、ここではあえてアニメや漫画、またそれを実写映画化した作品のみをご紹介します。
夏目友人帳(アニメ)人吉球磨全体
夏目友人帳の作者が熊本県出身ということもあり、人吉球磨のいろいろなエリアがアニメ夏目友人帳の背景舞台として登場しています。
また、人吉球磨地方では夏目友人帳関連のイベントなども頻繁に開催しており、地域限定のグッズなどもあるので、聖地巡礼に合わせてイベントを楽しんでいる方も多くいらっしゃいます。
アニメはAmazon Primeなどで配信されていますよ。
⇒夏目友人帳アニメ配信
夏目友人帳関連の人吉球磨でのイベント
2025年1月現在開催中のイベントなどをご紹介します。
デジタルスタンプラリー
アプリをインストールし、人吉球磨にある11のアニメの聖地を巡ると妖のスタンプがゲットできるスタンプラリーです。一度ゲットしたスタンプは人吉球磨以外でも使え、妖のスタンプが入ったAR画像を撮影できるようになります。スタンプラリーを巡ると、オリジナルコースターやポストカードがゲットできる特典もありましたが、2025年現在特典の在庫は終了しています。
詳しくは公式サイトをご覧ください。https://natsume-kuma.jp/ar/
夏目友人帳影絵
人吉市内の夜間の周遊を促す「まちあかり」の取組みの一環として、人吉市街地の9か所で夏目友人帳の影絵が点灯されています。期間中は毎日点灯されていますよ!
■点灯場所:人吉市街地の9か所
■点灯時間:18:00~22:00(毎日)
影絵の場所については下記Google mapをご覧ください。
https://x.gd/5zKtG
夏目友人帳探訪スタンプ
夏目友人帳のスタンプが人吉球磨内の全6か所にあり、自分のノートなどにスタンプを来訪記念に押すことができます。6か所は下記の通りです。
①JR人吉駅
②田町菅原天満宮
③大畑駅
④晴山バス停
⑤鍛冶屋町通りkomachi前
⑥三日原観音堂
スタンプの所在地については下記のGoogle mapをご覧ください。
https://www.google.com/maps/d/u/3/edit?mid=1i_0YzYkXagMKw59iRejPPKBOQXo55Ss&usp=sharing
夏目友人帳×人吉・球磨タクシープラン
夏目友人帳のアニメの舞台となった聖地をタクシーで巡礼できるタクシープラン。全国テレビなどにも取り上げられ、大きな注目を集めています。予約や詳細は下記をご覧ください。
https://kumamoto.guide/natsume-yujincho/news/detail/24
タクシープランについては作品の声優さんが実際に体験されたPR動画が挙げられているので、そちらもぜひご覧ください!
聖地の場所はどこで分かる?
夏目友人帳のメジャーなモデル地については、夏目友人帳×熊本県の特設サイトからご覧いただけます。
ただ、夏目友人帳の聖地については市内からアクセスが悪いところも多いので、実際にどうやってアクセスできるかなど、人吉駅構内にある観光案内所を訪ねるのがおすすめです!
聖地巡礼用のパンフレットの用意もありますし、レンタサイクルの案内などもしてくれます。また、募金をすればにゃんこ先生のバッジなどをいただくこともできますよ。※在庫に限りがあります
レヱル・ロマネスク(まいてつ)人吉市
ゲーム「レヱル・ロマネスク」では熊本県人吉市が舞台になっています。※作中での名前は御一夜市
くま川鉄道の駅や温泉など、作中で舞台となった聖地を求めて観光される方も多くいらっしゃいます。また、2024年から人吉駅前にSL人吉の展示が始まったこともあり、あわせて観光される方も多いようです。
恒常的なイベント等はありませんが、2025年にもレヱル・ロマネスクサミットin人吉という名前でイベントが開催される予定です。
詳しくは公式のサミット特設サイトをご覧ください。
https://visithitoyoshi.jp/railromanesque2024/
聖地の場所はどこで分かる?
まいてつの聖地に関しては、JR人吉駅前のビジネスホテル千代鶴の前に聖地の案内マップが立っているので、そちらをぜひご覧ください!
また、レヱル・ロマネスクの聖地に関しては下記公式サイトからもご覧いただけますよ!
https://railromanesque.jp/pilgrimage/
旅ぎゃる!日本じゅーだんチャリきこー 人吉市・球磨村
鹿児島の指宿住まいのギャルが北海道の友人の結婚式に出席するために、鹿児島から自転車を使って旅行する漫画。
その道中で人吉市と球磨村が登場します。掲載紙が角川コミックスエースなのもあって、ほんのりエロ要素アリですが、全体的には爽やかな女性2人の自転車旅が描かれています。
12話では人吉のループ橋や球磨川、ラフティング、13話では球磨村の球泉洞が登場しており、特に球泉洞は1話をかけてしっかり解説されるので、球泉洞の魅力を知るのにもおすすめです。14話では舞台が人吉球磨を離れますが、SL人吉が現役で動いているときの姿が描かれています。
だんドーン 人吉市
全体を通して人吉が舞台…というわけではありませんが、作中の37話に人吉の食文化や街並みと「永国寺」というお寺が登場します。
永国寺は別名ゆうれい寺とも呼ばれますが、そのゆうれい伝説がストーリー内で触れられています。
永国寺についてはこちら
https://xn--gmq42k.com/eikokuji/
放課後ていぼう日誌(アニメ) 人吉市
人吉球磨のお隣「芦北町」に住む主人公のお話し。舞台は芦北が中心ですが、登場キャラクターの実家のレストランが人吉市内のお店を参考にされています。
アニメ第7話では、真夏の実家のレストランとして人吉のグリルかかしがモデルになっており、原作ファンの方も訪ねられているようです。ちなみに、グリルかかしはシシリアンスパゲティが人気の地元でも有名な喫茶店です。
ガンパレード・マーチ~新たなる行軍歌~ 五木村
熊本市に本社を置くアルファシステムが熊本を舞台に開発したゲームガンパレード・マーチをアニメ化した作品。1999年の熊本が題材になっています。
少年少女兵たちが「幻獣」という生命体と戦う作品の舞台として、6~7話の先頭シーンに五木村が登場します。
青春鉄道 多良木町
漫画「青春鉄道」は特に多良木町が聖地…というわけではありませんが、作家の方に多良木町が観光PR漫画を描いてもらったご縁で、2023年から「青春展」という名前で作品展を開催しています。
また、2024年には作品展にあわせて、かつての寝台列車「ブルートレイン」内に「青春鉄道ルーム」もでき、過去一番の宿泊者数になったとのことです。
作者の多良木町のPR漫画についてはこちら
https://www.bluetrain-taragi.com/page6
るろうに剣心(映画) 人吉市
2021年に公開された実写版映画るろうに剣心の撮影の一部が人吉駅構内の石蔵車庫内で行われました。
ただし、石造車庫内にはイベント時などを除き、通常は入れないため、外から見学する形となります。
撮影の様子などについてはこちら
https://moviewalker.jp/news/article/1020935/
ドリフターズ 錦町と人吉市
ドリフターズはこの世界の偉人が異世界ファンタジーのなかで生き抜いていくストーリーですが、そのなかで戦国時代最強の武将であるとも言われる島津豊久がタイ捨流という兵法を使っています。
タイ捨流は今でも熊本県錦町を中心に継承される流派です。主人公や主要な登場人物がタイ捨流を使う漫画としては『無尽』『バカボンド』などもあり、これらの作品もあわせて2020年に開催された錦町でのイベントに参加されています。
また、人吉の青井阿蘇神社では水害により被害を受けた刀剣の保護のクラウドファンディングをした際、ドリフターズの作者がタイ捨流の縁により協力をされており、2024年には青井阿蘇神社内で豊久が持っていた刀をイメージして作られた刀剣の展示などもありました。
タイ捨流の聖地巡礼をするなら?
様々な漫画に登場する兵法タイ捨流の聖地巡礼をするなら、錦町の道の駅錦を訪ねるのがおすすめです。道の駅錦にはタイ捨流の始祖である剣豪 丸目蔵人の像やタイ捨流の概要などについて書かれたパネルがあります。『修羅の刻』西国編でも、陸奥が戦いたい相手として名前をあげているのがこの丸目蔵人です。※実際の先頭シーンはありません
また、実際のタイ捨流に関しては、人吉市の青井阿蘇神社などで演舞が披露されることもあります。詳細はタイ捨流の公式SNSアカウントをご覧ください。
⇒https://x.com/Hyoho_Taisharyu
めだかボックス※キャラ名だけ
めだかボックスでは登場人物のキャラクター名が九州各地の土地名になっていますが、主要な味方キャラクターだけでも「人吉」や「球磨川」などの名前が登場します。
とはいえ、作中の舞台は架空の場所ですし、あくまで地名のみの登場です。ちなみに、主要キャラクター以外で言えば「湯前」の名前も登場します。
おすすめ観光スポット 湯前町まんが美術館
聖地というわけではありませんが、湯前町にある湯前町 まんが美術館では常設展示として湯前出身の政治風刺漫画家である那須良輔の作品や漫画の歴史を展示しています。
また、最近では『夏目友人帳』の15周年記念展や『仮面ライダー』の漫画家の方のサイン会&トークショーなども開催されています。
タイミングが合えば訪ねてみるのも面白いスポットですよ!
湯前町まんが美術館については公式サイトから
https://www.town.yunomae.lg.jp/manga/default.html
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